水床湾の海の生き物
水床湾で一番よく見られる魚です。5月から9月頃産卵し、オスが卵を守ります。
熱帯魚といえばこの魚。チョウチョウウオを見かけると、一気に南国ムードです。黒潮に乗って水床湾に流れついてしまった魚で、水温が下がると死んでしまいます。
関西の方はよく反応する阪神カラーの魚!なんでも食べる雑食性です。煮付けやフライにすると美味しいそうですよ。
頭と体に合わせて3つの白い斑点があるので、「ミツボシ」と名前がついています。このトレードマークは、成長に伴い消えてしまいます。ちなみに食用にはなりません。
最初は見つけにくいが、一度見つけるとよく目に入る。吸い物や塩焼きが美味
この辺りでは「ガガネ」や「ガシラ」という名前でスーパーに並んでいます。 唐揚げや煮物などにぜひどうぞ。
愛嬌がある顔立ちを比較的近くで見ることができます。沖縄では「アバサー汁」という郷土料理の食材
岩肌にくっついて生息しています。特に起伏の富んだ地形を好むようです。浅い場所では、干潮時に海面から出ることがありますが、真夏でも枯れることはありません。暑くても少しの間なら耐える事が出来る丈夫なサンゴです。
長い刺は細くてよく刺さります。しかも細くて折れるので、とれにくく刺の毒でかなり痛い。イシダイの好物
こちらも危険なウニの仲間。葉っぱや貝をつけて隠れているつもりになっているのがユニーク。刺は刺さりにくいけれども毒があり痺れる
砂に混じった有機物(動植物の破片、微細藻類、他の動物の排泄物など)を食べ、キレイな砂を排出します。ということは、ナマコのウンチはきれいだということです。つよく刺激すると、肛門からそうめんに似た、毒のある白いヒモ状のものを出し身を守ります。この毒を利用して、ニセクロナマコを刻んだものを潮だまりに入れ、浮いてきた魚を捕る漁があるそうです。毒で浮いた魚を食べても大丈夫なのか疑問ですが、経験によるとOKだそうです。(笑)
イソギンチャクに住むクマノミ。魚の死骸や弱った魚を見つけると、それをくわえてイソギンチャクに食べさせてあげるほど仲良し。他の魚は、イソギンチャクに触れたら毒で麻痺してしまうけれど、クマノミはこの毒に対する免疫があるので、触手に触れても平気です。クマノミが見られない年もあります